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◆ 単純に平均値だけで決めるのは危険 介護事業経営実態調査 介護給付費分科会で

 先日、経営実態調査の結果、全体で収支差がプラス8%だったと公表され、これを受けて財務省財政制度等審議会が(一般の業界は2~3%のプラスにとどまっていることから)介護報酬を6%下げるべきと提言した。

 この日の分科会では、「大都市圏と中山間地の格差、規模、経営母体でも違いがあるため、平均値で比べてしまってよいのか」「収支差率の分布図は、マイナス50%~プラス50%まであり、マイナスになっているところを無視して平均値だけで介護報酬を下げたら、マイナスの事業所は軒並み潰れる」といった、調査結果を乱暴に扱った方策に疑問を唱える意見が続出した。

 しかし支払い側の健保連代表は、「いずれにしても収支差率は高い結果が出ているとし、今後、介護費用が増加し続けることは確実な状況であることから、介護報酬全体としてはマイナスでもよい」という見解を示した。

 一方、老健局・迫井老人保健課長は、「調査結果も1つのデータであり、各サービス提供者や利用者が指摘するサービスの実態などを総合的に勘案して理解していくことになる」と説明した。


◆ 訪問リハと通所リハの効果的な連携・協働が必要  高齢者リハ検討会

この日に行われた厚労省「高齢者の地域におけるリハビリテーションの新たなあり方検討会」では、高齢者の生活期リハビリの見直しに向けて、訪問リハと通所リハなど居宅サービスの効果的な連携・協働や「身体機能」に偏ったリハビリの見直しなどがあげられた。

 訪問リハや通所リハなどの居宅サービスが、利用者個々のリハビリ目標を共有化し、個々の事業所が役割分担して効果的・効率的なリハビリを実施すること。現状では急性期病院のリハビリプログラムが生活期にも継続されていることが問題であり、社会復帰や自立した生活のために必要なリハビリを提供者が認識する必要性を指摘した。

<ポイントのコメント>
 今までは、例えば脳血管疾患や転倒による骨折(寝たきりの原因の1位、2位)等で急性期病院に運ばれ、治療と同時にリハビリが提供される。その後、回復期病棟、維持期を担う病院、介護老人保健施設、病院・診療所での外来リハビリ、通所リハビリ、訪問リハビリ等とリハビリの場所がを写っていくが、それぞれがてんでバラバラにリハビリを実施しており、特に急性期病院等では“元に戻す”(近づける)ことだけを念頭にリハビリを実施しており(高齢者であればそう簡単にもとには戻らない)、実生活に戻った場面を全く念頭におかずにリハビリを行っているので、そこを担う訪問リハビリからの意見は「取り返しのつかない状態になっている」との批判もあった。

 この反省もあってリハビリテーションに「地域連携パス」を導入し、急性期の段階から生活を見据えた(アセスメントした)リハビリを提供していく体制が整備された。

 診療報酬算定基準では、年に数回、関係者が一堂に介し、認識を共有することになっているが、それぞれの認識、意識が高いところで一致しないとなかなか思ったように機能しない。

 これはリハビリ面に限った「地域包括ケア」という見方も出来るものであり、「地域全体で1人の高齢者(のリハビリ)を支える」という共通認識が不可欠である。


◆ 塩崎厚労相が衆院厚労委で論戦
 塩崎厚労相が衆議院厚生労働委員会で質疑に立った。

 所信表明演説では介護従事者の処遇改善への姿勢が弱かったとの指摘に対しては、「処遇改善は国会の共通認識。弱々しいかどうかは結果を見てから言っていただきたい」と回答。

 財政審の介護報酬6%マイナス提言に対しては「それが適切なのか問題提起として踏まえるが、審議会などで議論し何がよい答えかを考えないといけない、処遇改善をしようとするなら結果はおのずと出てくる」と述べた。

 介護療養病床の必要性については「要介護高齢者の看取りやターミナルケアを中心とした長期療養、また、喀痰吸引、経管栄養などの医療処置を高頻度に実施するなど機能は果たしている。大事にしていきたい」との姿勢を示した。

 控除対象外消費税問題については、「一番重要なことは受診する国民にとってのこと」とし、「非課税の継続やゼロ税率の導入(医療機関の負担を減らす)にはそのための財源が必要になり、結果的に国民負担が増える」と説明。今後も継続して議論しておくとした。
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2014.10.17 Fri l 最新情報 l COM(0) TB(0) l top ▲

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