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10月からの施設サービス費は、現在の報酬単位から各居住費負担額をベースにした金額を差し引いて設定する方針。各負担額は、①ユニット型個室:6万円、②ユニット型準個室:5万円、③個室:5万円、④多床室:1万円。

介護療養型医療施設における、特別室料を徴収している場合の療養環境減算は、当然ながら廃止される。

ショートステイも施設同様とし、月額の負担額を日割りにする。

介護保険施設における栄養管理の1つとして「栄養ケアマネジメント」を評価する方針。管理栄養士等の配置について体制加算とする他に、栄養ケアマネジメントの実践も評価する予定。

特別食加算は継続するが、口から食べることを重視し、「経管栄養のための濃厚流動食」は廃止の方向で検討する。
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2005.06.20 Mon l 最新情報 l COM(6) l top ▲

コメント

個人負担化
今日提供表配布に各事業所に廻ったらこの話題がいくつも出てきました。要はどのようにして算定するのか側からないということのようですし,他はどのように考えているか,という逆取材されます。「右へ倣え」式に算定することになるのかな?
特に通所系に関しては39単位を単純に自己負担化しようと考えているところが多いのですが,問題は「あの食事で○○円!たか~い!」ということです。払うほうが納得して払っていただける金額となるかは日頃の行いが決めることなんでしょうね。
2005.06.21 Tue l 兼任CM. URL l 編集
施設の食事負担額を3で割って30で割ると、国の考えているおおよその1食分の値段がはじき出せます。
後は付加価値をつけるのか、逆に必要最低限に抑えるのか、利用者のニーズと事業所の方針ではないですか。私は個人的には、食事を売りにする通所介護がもっとあって然りだと思います。医療機関併設の通所リハなら、管理栄養士をちょっと通所リハにまわして、栄養管理・指導に重点を置くことも可能です。
2005.06.21 Tue l ポイント. URL l 編集
 食事を売りにというのも当然ありだと思います。家の近くの産婦人科は有名シェフの兄がつくるフレンチを売りにしているところがあります。ただ近隣のデイの食事を考えると、食材費が300~400円に39単位をプラスした700~800円を1食の食事代として理解を得られるかというと疑問で、自己負担化しないでいこうと考えている事業所も数件あるようです。あとは生活保護の受給者や低所得の方の利用に少し心配な面があります。余談として、自分の昼食で毎日800円はつらい…、少し比べる視点が違うかもしれませんね。
2005.06.21 Tue l アイアイ. URL l 編集
昼食代
>自分の昼食で毎日800円はつらい…、少し比べる視点が違うかもしれませんね。

いや,とっても大切な視点だと思いますよ。この感覚がなくなれば事業所主体の発想にしかならないのです。
ポイントさんが言われているように食事を売りにしていくことができるんですが,その時にもっとも必要なことがこの感覚なんだと思います。
2005.06.22 Wed l 兼任CM. URL l 編集
偏見に満ちた理想論を述べます
私はあの配食サービスっていうやつ、実際に食べたことないので偏見でものを言いますが、絶対おいしくないと思いこんでいます。あんなものに頼ってるから、お年寄りが低栄養から脱せないし、明るく楽しい余生も過ごせないと。ただ、他に食べることの代替手段がない人にとっては無くてはならないサービスですが。
それこそすごいユートピアみたいな理想論を述べますが、包括的地域ケアシステムで、主治医が訪問診療で栄養状態を家庭環境を把握して管理栄養士に指示を出し、管理栄養士も定期的に訪問して栄養指導をし(本人だけでなくヘルパーなどにも=これはカンファレンスの時に)、デイサービスを利用する際には、その管理栄養士のメニューに沿った食事を提供していただいて、みんなで楽しく健康でおいしい食事を取ってもらう。要介護状態の軽減に絶対効果があると思うのですが…
ちなみにこれは食事でありながら、“医療”ですね。
2005.06.22 Wed l ポイント. URL l 編集
食事…
皆さんは食事には何を求めますか?
栄養の補給ですか?
楽しみの一つとしての食事ですか?
味ですか?

かつて私が勤めていた特養に併設のデイサービスがあります。ここは私が退職する年度当初から昼食を外注に出しました。受注先は当地において比較的手広く外注を受けている業者です。
この業者の作る食事がまずいんです。何べん注文を出してもまずいんです。利用者からも「前(外注前)はとっても美味しかったんだけど,今度のはダメだね」という声がかなり多く聞かれてきていて,利用者の声をデイの担当者や施設の栄養士にも何べんも伝え,改善を求めてきたけどダメなんです。
でもデイの利用者さんたちは言います。「食事はまずいけど,お仲間の皆さんたちと一緒に,わいわいしながら食べることが楽しいんだよ。」

この言葉が食事を考える上での一つのヒントになると思います。
2005.06.22 Wed l 兼任CM. URL l 編集

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