10月からの施設サービス費は、現在の報酬単位から各居住費負担額をベースにした金額を差し引いて設定する方針。各負担額は、①ユニット型個室:6万円、②ユニット型準個室:5万円、③個室:5万円、④多床室:1万円。
介護療養型医療施設における、特別室料を徴収している場合の療養環境減算は、当然ながら廃止される。
ショートステイも施設同様とし、月額の負担額を日割りにする。
介護保険施設における栄養管理の1つとして「栄養ケアマネジメント」を評価する方針。管理栄養士等の配置について体制加算とする他に、栄養ケアマネジメントの実践も評価する予定。
特別食加算は継続するが、口から食べることを重視し、「経管栄養のための濃厚流動食」は廃止の方向で検討する。
介護療養型医療施設における、特別室料を徴収している場合の療養環境減算は、当然ながら廃止される。
ショートステイも施設同様とし、月額の負担額を日割りにする。
介護保険施設における栄養管理の1つとして「栄養ケアマネジメント」を評価する方針。管理栄養士等の配置について体制加算とする他に、栄養ケアマネジメントの実践も評価する予定。
特別食加算は継続するが、口から食べることを重視し、「経管栄養のための濃厚流動食」は廃止の方向で検討する。
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特に通所系に関しては39単位を単純に自己負担化しようと考えているところが多いのですが,問題は「あの食事で○○円!たか~い!」ということです。払うほうが納得して払っていただける金額となるかは日頃の行いが決めることなんでしょうね。
後は付加価値をつけるのか、逆に必要最低限に抑えるのか、利用者のニーズと事業所の方針ではないですか。私は個人的には、食事を売りにする通所介護がもっとあって然りだと思います。医療機関併設の通所リハなら、管理栄養士をちょっと通所リハにまわして、栄養管理・指導に重点を置くことも可能です。
いや,とっても大切な視点だと思いますよ。この感覚がなくなれば事業所主体の発想にしかならないのです。
ポイントさんが言われているように食事を売りにしていくことができるんですが,その時にもっとも必要なことがこの感覚なんだと思います。
それこそすごいユートピアみたいな理想論を述べますが、包括的地域ケアシステムで、主治医が訪問診療で栄養状態を家庭環境を把握して管理栄養士に指示を出し、管理栄養士も定期的に訪問して栄養指導をし(本人だけでなくヘルパーなどにも=これはカンファレンスの時に)、デイサービスを利用する際には、その管理栄養士のメニューに沿った食事を提供していただいて、みんなで楽しく健康でおいしい食事を取ってもらう。要介護状態の軽減に絶対効果があると思うのですが…
ちなみにこれは食事でありながら、“医療”ですね。
栄養の補給ですか?
楽しみの一つとしての食事ですか?
味ですか?
かつて私が勤めていた特養に併設のデイサービスがあります。ここは私が退職する年度当初から昼食を外注に出しました。受注先は当地において比較的手広く外注を受けている業者です。
この業者の作る食事がまずいんです。何べん注文を出してもまずいんです。利用者からも「前(外注前)はとっても美味しかったんだけど,今度のはダメだね」という声がかなり多く聞かれてきていて,利用者の声をデイの担当者や施設の栄養士にも何べんも伝え,改善を求めてきたけどダメなんです。
でもデイの利用者さんたちは言います。「食事はまずいけど,お仲間の皆さんたちと一緒に,わいわいしながら食べることが楽しいんだよ。」
この言葉が食事を考える上での一つのヒントになると思います。