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どこかのBBSで何度か、「訪問リハと通所リハは併用不可」と書いてる方がいました。

一度は確かwelで、その時は「違うよ」とレスしましたが、いかんせん私も"素人”。

ここは、リハビリの専門職に、きちんと解説してもらおうと、PTの友人に頼んで書いてもらいました。

以下はその方のブログからの転載です(もちろんご本人から転載の承諾はいただいてます)。


*************************************

「真夜中の、ひとり吠えぶろぐ」  HN:和田石

               「私見~訪問リハビリと通所リハビリについて 」


入院・入所といった在宅生活から離れた環境で、リハビリ中心の特殊な生活を送ってこられた方が在宅生活に復帰して
外来リハビリや通所リハビリではなく訪問リハビリを選択する場合、どのような要因があるのか?考えてみました



以前ここ(http://blogs.yahoo.co.jp/rwbcs039/16039342.html)でも触れましたが
機能の違いを改めて考えてみます

訪問リハビリは『より在宅生活に近いリハビリが中心』

生活を営むその場で、リハビリを提供する
最大の強みです

通所リハビリは『より“身体の基礎的な部分=筋力・体力・柔軟性等々”に主眼を置いたリハビリが中心』

多少物品もある事から、(非常にソフトな)フィットネスクラブのようなものを想像していただけると解り易いでしょうか
ただし、そこにパ●ーリハ系の特別な機器がなければ成立しないという事ではありません
自宅以外の場所にわざわざ出掛ける事が、運動という決して楽ではない行為を行う強い動機付けになる
一般的な家屋環境に比べて広く各導線も長いので、環境面から活動量を確保できる
また、通所リハビリが“在宅期リハビリテーションの理念にのっとった看護・介護を提供している”前提があれば、リハビリ訓練の時間以外にも様々な場面で活動機会・量を確保できる
提供時間全体が、身体の基礎的な部分の向上につながっていくわけです



上記の機能の違いから、訪問リハビリを選択する要因を考えます

①入院・入所中に、在宅生活に必要な各種生活動作練習を行ってきたもののその完成度が低く、引き続き自宅環境下での練習が必要
  ↓
まだまだ危なっかしい状態で退院になるケースですね

②在宅復帰という急激な環境変化や、年齢・疾病に伴う高次脳機能・認知等の要因が重なって、入院・入所中に習得した各種日常生活動作能力が十分発揮できない状態になっている場合、その能力を環境へすり合わせる作業が必要
  ↓
「場所が変わったら、出来なくなった」よく聞く話です
ベッドパットの硬さひとつで寝起きが難しくなる、床の素材の違いで(フローリングか畳か・畳の目の方向が違っただけでも)立位や歩行や床からの立ち座りが不安定になる~狭義の環境要因
様々な認識機能に低下がある場合、外界の変化への対応能も低下している場合が多く、仮に「できるようになった」としても「活動能力と慣れた場所がワンセットになっている」場合が多く見られ、新たな環境で混乱してしまう~広義の環境要因
いずれの場合もすり合わせが必要となりますが、アプローチに若干の違いが生じます

③外来や通所に通う事が、大きなリスクを生じさせる場合
  ↓
通う行為には
身支度を整えて荷物を準備して、外に出て(多くは)車に乗り込んで車に揺られて…等々沢山の行程があり、それに耐えうる状態でなければ利用は困難となります
(※この理由で訪問リハビリ利用になったとしても、「家に他人を迎えるに当っての、最低限の身の回りの準備」を生活リハビリの一環として行ってほしいと思います)
また、他利用者さんとの関わりが大きなマイナス要因になる場合も考えられますね

※上で項目としては挙げませんでしたが
諸動作においてどうしても要介助となる場合、『ご家族(介護者)への対応』も大きな要因です



訪問リハビリは、在宅生活に直接アプローチするリハビリであり
非常に具体的な目標が中心になると言えます
そういった目標であれば、より短期集中的なリハビリテーションサービスの提供といった方向性となり
サービス提供終了という選択肢も、今より多くなるのでは?と思います(余談)
(※ただし上記の3が要因となっている場合は通所リハビリの機能も訪問リハビリで担う事となり、継続したサービス提供も選択肢の一つとなります)



さて、通所リハビリには“より在宅生活に近いリハビリ対応機能”は無いのか?
全くその機能を有しないわけではなく、各種対応しています
しかし、“生活するその場所”で対応が出来ない分生活動作練習がどうしても想定したものとなってしまい、特に上記②広義の環境要因の場合などはなかなか難しいところがあります
ご家族への対応についても、その時に直接対応できない分タイムラグが生じてしまいます



『違う=それ以外やらない』という事ではなく
それぞれ得意分野がある、ということです

利用者さんの在宅期ステージや、身体・精神状態及び生活状況に応じて

利用者さんの自立支援のためにそれぞれの得意分野を最大限生かす利用となれば


単独も併用も当然あるわけです

これが(本来の意味での)併用について特に規定がない答え、ではないでしょうか


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2008.02.19 Tue l 勉強会 l COM(11) l top ▲

コメント

No title
ありがとうございました<(。_。)>
ひとまず、ご挨拶にお伺いいたしました~
2008.02.22 Fri l なぞのじょし. URL l 編集
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2008.02.22 Fri l . l 編集
なぞのじょしさん
よかったよ~♪

・・・って、あっちにも書いてましたか(笑)
2008.02.22 Fri l どるくす. URL l 編集
No title
なぞのじょしさん(←みんなにばれてるっつーの)

この度は大変お世話になりました。あーだこーだ次々のリクエストにことごとく応えてくれて、ほんとうにありがとうございました!

またよろしくお願いします!
 
2008.02.24 Sun l ポイント. URL l 編集
No title
内緒さん
 ねぇ、うぃずライン賛同者のみなさんって、ほんと優秀で意識が高いですねぇ!
2008.02.24 Sun l ポイント. URL l 編集
No title
どるくすさん
 ↑いただきましょうねぇ!
2008.02.24 Sun l ポイント. URL l 編集
No title
あのね、内緒にするつもりはなかったんだけど・・・非公開にするとどうなるのかな?って実験してみたの。
自分のコメも見えないのね~笑っちゃったよ(爆)

とっても分かりやすくてその違いがわかったの。
良い勉強になりました。
謎のじょしさん、あなたはすごい~尊敬~❤
2008.02.24 Sun l 椿. URL l 編集
No title
椿しゃん
 そうでしょ?!ちょっとその辺が不都合なんです。
 謎のPTは、かな~り以前から、かな~り見込んだヤツなんです!
2008.02.25 Mon l ポイント. URL l 編集
No title
うわ~しっかりコメントしてるし・・・v-12
ですよね。
機能というか、役割が違いますものね・・。
改めて、勉強になりました。
ありがと~v-238
2010.06.18 Fri l みほ. URL l 編集
みほしゃん
もう忘れないよねv-217
2010.06.19 Sat l ポイント. URL l 編集
ありがと~♪
うんv-221
2010.06.19 Sat l みほ. URL l 編集

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